■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2018/12/27




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s_____) (e__________) : 静電気

(2) (c_________) (a__) : 圧縮空気

(3) (p_____) (d_____) (a_________) : 動脈管開存[症]

(4) (n_____________) (m_____) : 非再呼吸法

(5) (n_____) (s____) (r_____) : 正常洞調律


[解答]
(1)static electricity(2)compressed air
(3)patent ductus arteriosus(4)nonrebreathing method
(5)normal sinus rhythm


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(外傷) 血気胸に対する緊急開胸適応基準として正しいのはどれか。

ア:胸腔内チューブを3本以上挿入しても、大量のエアリークが続く緊張性気胸

イ:胸部X線写真で、血胸により縦隔の位置が健側に偏位している。

ウ:胸腔内チューブ挿入後に、1L以上の出血が見られる。

エ:胸腔内チューブより1時間500ml以上の出血がある。

オ:胸腔内チューブより1時間200ml以上の出血が3時間持続する。


[解説] 【血気胸に対する緊急開胸適応基準】 1.胸腔内チューブを3本以上挿入しても、緊張性気胸が改善されず、チューブより多量の漏出が持続する時。2.胸部X線写真で、血胸により縦隔の位置が健側に偏位している。3.胸腔内チューブ挿入後に、1L以上の出血が見られる。4.胸腔内チューブより1時間500ml以上の出血、あるいは1時間200ml以上の出血が3時間持続する。


[正解] 全て [出典] LiSA Vol2-No5-p67(1995)




【問題3】(外傷・出血・感染) 胸部外傷で搬入後急速に致命的となりうる病態で循環不全の原因として不適当なのはどれか?
1) 大量血胸
3) フレイルチェスト
5) 冠状動脈空気塞栓
2) 緊張性気胸
4) 心タンポナーデ


[解説] 胸部外傷で搬入後急速に致命的となりうる病態:
■循環不全の原因;緊張性気胸、大量血胸、心タンポナーデ、冠状動脈空気塞栓症
■呼吸不全の原因;胸壁開放性気胸、気道閉塞、フレイルチェスト。稀ではあるが、心ヘルニア、横隔膜ヘルニアもショックをきたす。



[正解] 3 [出典] 救急認定医診療指診P355



【問題4】(中枢神経) 痙攣の重積状態とはどれくらい痙攣が持続する場合を言うか?
1) 15分 2) 30分 3) 1時間 4) 2時間 5) 6時間

[解説] 痙攣=神経細胞の異常興奮により引き起こされる不随意かつ発作性の筋肉の強い収縮.痙攣の重責状態=30分以上痙攣が持続するか、24時間以内に3回以上発作を起こす状態.痙攣の重積状態では、「全身の酸素消費量の著明な増大」+「呼吸抑制による酸素供給量減少」により生体は著しい低酸素血症に陥る。その致死率は10%に達し、救命できても、低酸素血症に特に弱い脳に重篤な障害を残すことが多い。さらに脳圧亢進患者では、PaCO2上昇+脳酸素消費量増加→脳血流量増加→さらに脳圧亢進→致死的脳ヘルニアをおこしうる。∴原因の如何にかかわらず、即刻痙攣重積発作を止める必要がある。


[正解] 2 [出典] クリティカル記憶術2P19

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