麻酔科勤務医のお勉強日記

アクセスカウンタ

zoom RSS ■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/01/10

<<   作成日時 : 2019/01/10 07:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (a_____) (s_________) : 心房停止

(2) (s_____) : 敗血症

(3) (______e) : 予備

(4) (a______) (p___) : 狭心痛

(5) (r_______) : 受容体/レセプタ


[解答]
(1)atrial standstill(2)sepsis
(3)reserve(4)anginal pain
(5)receptor


[出典] 麻酔科学用語集 第3版





【問題2】(輸血) 自己血輸血のための術前採血の適応とはならないものはどれか。
ア:重症大動脈弁狭窄症
ウ:不安定狭心症
イ:ヘモグロビン<11g/dl
エ:B型肝炎

[解説] 自己血採血は術前少なくとも2−3週前より開始する。術前72時間以内は、自己血採血を行わない。年齢制限はない。重症大動脈弁狭窄症や不安定狭心症などは、自己血採血の禁忌とされている。


[正解] (ア)、(イ)、(ウ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集



【問題3】(心肺蘇生) ACLSscoreの算出に含まれないのはどれか?

ア:心肺蘇生開始までの時間

イ:目撃者の有無

ウ:最初の心電図所見

エ:paramedic到着までの時間

オ:by-standerによるCPRの有無


[解説] ACLSscoreとは、1970年代に米国で行われた大規模多施設によって提唱された、病院外心肺停止症例の予後決定因子で、目撃者の有無、最初の心電図所見、by-standerによるCPRの有無、paramedic到着までの時間によって予測する。予測退院率=80%ー40%×A-40%×C-20%×L-5%×S  ◆A(arrest witnessd):目撃者あり=0、なし=1 ◆C(cardiac rhythm):VF or VT=0、その他=1 ◆L(lay bystander):bystander CPRあり=0、なし=1 ◆S(speed):paramedic到着までの時間(分) ちなみにACLS=advanced cardiac life suppot


[正解] (ア) [出典] LiSA Vol2-No7-p48(1995)



【問題4】(筋弛緩) 非脱分極性筋弛緩薬投与時の筋弛緩モニターについて正しいのはどれか。

ア:単収縮高(0.1Hz刺激)の減少はアセチルコリン受容体の75%が遮断されてからである。

イ:四連刺激(TOF)におけるT4の消失は単収縮高の75%抑制に匹敵する。

ウ:TOF比が0.75以上あれば気管内チューブ抜管に必要な筋力が回復している。

エ:テタヌス刺激を同一部位で繰り返すとその部位の筋弛緩が回復する。

[解説] アセチルコリン受容体の75%が遮断されないと単収縮高は減少し始めないし、対照値に戻っても受容体のほぼ75%はまだ占拠されている。したがって、単収縮は遮断の始まりや回復を見る上で感度の高い指標とはいえない。TOFにおけるT4消失は、対照と比較した場合の1番目の反応の75%抑制に一致している。TOFが0.75あれば、単収縮が対照に復し、50Hz、5秒間のテタヌス刺激反応が十分に維持されることを示している。臨床的にも十分な回復と評価でき、抜管可能である。頻回のテタヌス刺激はその筋肉の回復を促すことがある。


[正解] 全て [出典] 第33回麻酔指導医認定筆記試験:B5

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/01/10 麻酔科勤務医のお勉強日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる