麻酔科勤務医のお勉強日記

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zoom RSS ■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/01/11

<<   作成日時 : 2019/01/11 01:19   >>

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p_____) (e_______) : 血漿交換

(2) (________________y) : 気管支ファイバースコープ検査

(3) (a_______________) (d___) : 降圧薬/抗高血圧薬

(4) (r__________) (o__________) : 気道閉塞

(5) (h__________) (u___) : 低体温装置


[解答]
(1)plasma exchange(2)bronchofiberscopy
(3)antihypertensive drug(4)respiratory obstruction
(5)hypothermia unit


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(静脈麻酔) フェンタニルによる筋硬直で正しいのはどれか?

ア:血清クレアチンキナーゼは上昇しない。

イ:ナロキソンで拮抗されない。

ウ:脳波はてんかん小発作に類似している。

エ:ジアゼパムで予防されない。

オ:筋への直接作用ではない。


[解説] 血清クレアチンキナーゼは上昇しない(George1971)。ナロキソン、筋弛緩薬によって拮抗可能(→筋線維への直接作用ではない)。硬直中の脳波記録で発作活動は検出されていない。筋硬直が聴覚・触覚刺激により著明に亢進されることは中枢性機序の証拠である。一側上肢に駆血帯300mmHg下、アルフェンタニル投与で、薬液流入が不可能な分離上肢を含めた全身に筋硬直が起こり、筋弛緩薬投与により残りの体の筋硬直は抑制されたにもかかわらず、分離上肢のみ筋硬直が持続することから、中枢性機序によることは明らか。ベンゾジアゼピン系鎮静剤の予防効果は一定しない。オピオイド誘発筋硬直は選択的α2アゴニストであるクロニジンによって防止される。


[正解] (ア)、(エ)、(オ) [出典] 第35回麻酔指導医認定筆記試験:A16



【問題3】(呼吸) 経口ファイバー挿管について正しいのはどれか?

ア:リンフォース型チューブのほうが気管への進行は円滑とされている。

イ:チューブ進行困難を防止するには太いファイバスコープを使用する。

ウ:チューブ進行困難を防止するには細い気管チューブを使用する。

エ:左披裂軟骨組織にチューブが衝突して進行困難となる例が最も多い。

オ:気管チューブを反時計回りに90°回転させながら進めると声門通過が容易となる。


[解説] ア○:リンフォース型チューブのほうが、ファイバスコープのガイドに沿ってチューブが進むため、喉頭組織との衝突は少なく、気管への進行は円滑とされている。
イ○:ウ○:チューブ進行困難を防止するには太いファイバスコープ・細い気管チューブを使用する
エ×:気管チューブを元来の湾曲に従って進めると(ベベルは左側向き)チューブ先端が右披裂軟骨部に衝突して進行困難となる例が最も多い。
オ○:気管チューブを反時計回りに90°回転させながら進めると声門通過が容易となる。



[正解] 解説を参照 [出典] Anesthesia 21 Century Vol.9 No.3-29 2007





【問題4】(呼吸) 気管内チューブのカフ圧はどれくらいの頻度で測定し、是正すべきか?
1) 1回/2日
4) 3回/日
2) 5回/日
5) 1回/4日
3) 1回/日


[解説] 気管内チューブのカフ圧は3回/日の頻度で測定し、是正すべきである。


[正解] 4 [出典]

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