婦人科腹腔鏡手術を受ける患者における LM-Supreme と気管チューブの比較

・一部の国ではラリンジアルマスクが腹腔鏡下手術に広く使用されているが、誤嚥や不適切な換気に関して懸念がある。腹腔鏡下婦人科手術で、LM-Supreme(LM-S)と気管チューブ(ETT)を換気パラメータと胃拡張の観点から比較した。

・本前向き無作為化二重盲式試験で、患者は 2 群に分けられた:ETT(n=50)と LM-S 群(n=50)。LM-S 群と ETT群の全患者は、全静脈身麻酔と標準換気プロトコルを受けた。換気パラメータ(最高気道内圧、平均気道内圧、呼気終末二酸化炭素濃度、一回換気量、口腔咽頭リーク圧)および術中咽喉頭合併症は、術中と術後の期間に記録した。

・気道器具挿入 2 分後、ETT 群の平均気道内圧値は有意に高かった。腹腔鏡が腹部に入った後の胃拡張は、LM-S 群の方が有意に少ないことがわかった。術後 1 時間での術後咽喉頭痛、発声困難、嚥下障害は、ETT 群の方が統計的に有意に多かった。

・本研究では、LM-S が陽圧換気下の腹腔鏡下婦人科手術を受けるASA I/II 患者において信頼性の高い気道確保を提供すると結論した。

[!]:腹腔鏡手術下に LMA-S を使用したが、ETT に比べて不利な点が何もなさそうだ。

【出典】
Comparison of LM-Supreme? and endotracheal tube in patients undergoing gynecological laparoscopic surgery
J Clin Monit Comput. 2019 Apr 9. doi: 10.1007/s10877-019-00310-2. [Epub ahead of print]

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