インド人患者における挿管困難の予測因子の前向き観察研究

・患者の日常的な術前評価中に最も一般的な診療行為の 1 つは挿管困難を予測することである。本研究は、挿管困難に関連するパラメータを評価し、新しい患者群で検証するために行われた。最後に、誤警報の数を減らすための簡単な予測ルールを作成する。

・483 人のインド人集団患者の最初の一連の被検者で、年齢、性別、体重、身長、切歯間距離、下顎の長さ、頸部可動性、頸部周囲径、下顎亜脱臼、胸骨輪状軟骨間距離、および挿管困難に関連する要因を特定した。これらは前向きの一連の被検者で次の 480 人の患者に適用されて、リスク合計スコアの形で簡単な予測ルールが開発された。

・初期の一連のデータを分析した後、体重(P=0.033)、身長(P=0.034)、切歯間距離(P=0.005)、亜脱臼(P<0.001)、頸部可動性(P<0.001)、胸骨輪状軟骨間距離(P=0.020)は挿管困難と有意に関連していた。これら 6 つの因子を次の 480 人の患者群に適用して、挿管困難を予測する精度は、体重(51.7%)、身長(83.8%)、切歯間距離(80.2%)、亜脱臼(77.7%)、頸部可動性(82.7%)、胸骨輪状軟骨間距離(79.2%)であることが分かった。総スコア>2 は、喉頭鏡検査困難の 92.8% を正しく予測するが、33.9% は誤って困難とラベル付けされるであろうと予測した。

・切歯間距離と胸骨輪状軟骨間距離は、インド人患者で挿管困難を予測する 2 つの最も感度の高い因子である。しかし、リスク合計スコアが 6 を超えると、本当の挿管困難をより良好に予測できる可能性がある。
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[!]:単一よりは、感度の高い複数のパラメータ(開口度、甲状頤間距離、ULBT など)を評価して、これら無ければとりあえず挿管困難はないだろうと判断するのが、時間節約になり、過剰な準備をしなくてすむのだろう。

【出典】
A prospective observational study of predictors of difficult intubation in Indian patients
J Anaesthesiol Clin Pharmacol 2019;35:119-23

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