長期人工呼吸のリスクが高い心臓手術患者を識別するスコアの開発と検証

・研究の目的は、介入試験の適切な対象となる可能性がある長期人工呼吸(MV)のリスクが高い心臓手術患者を早期に特定するためのスコアを開発し検証することである。

・心臓手術患者を対象とした三次集中治療室での後ろ向き分析である。本研究は 1,994 人の患者を対象とした。年齢の中央値は 67 歳で、1,457 人の患者(74%)が男性であった。MV の期間の中央値は 9.4 時間であった。

・合計 229 人(11%)、182人(9%)、127人(6%)の患者が、それぞれ 24 時間以上、36 時間以上、48 時間以上 MV を受けた。院内死亡率はそれぞれ 13%、15%、17% であった。研究モデルについては、術前、術中、術後(最初の 4 時間)の術後変数をすべて考慮した。多変量ロジスティック回帰モデルを開発し、予測スコアリングシステムを導出した。主要評価項目として 24 時間以上の MV を用いて、開発セットにおけるモデル性能は、c-インデックス 0.876(95% 信頼区間 0.846-0.905)と Brier スコア 0.062 で良好であった。検証セットにおいて、c-インデックス 0.907(0.867~0.948)であり、Brier スコアは 0.059 であり、そしてモデルは十分に評価性能が高かった。

・著者らは心臓手術後の長期 MV を予測するための単純なスコアを開発した。このスコアは、外部的に検証した場合、心臓手術後の術後ケアに関する前向きの無作為化対照試験のためのリスクの高い標的集団を特定するのに適している可能性がある。

[!]:心臓手術後の長期人工呼吸リスクの高い患者を同定するためのスコアリングシステムを開発したと。臨床に役立ちそうだな。

【出典】
Development and Validation of a Score to Identify Cardiac Surgery Patients at High Risk of Prolonged Mechanical Ventilation.
J Cardiothorac Vasc Anesth. 2019 Mar 8. pii: S1053-0770(19)30269-1. doi: 10.1053/j.jvca.2019.03.009. [Epub ahead of print]

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