帝王切開中の子宮収縮剤の使用に関する国際的合意声明

uterotonic agent.png・帝王切開中に新生児を娩出した後に子宮収縮薬を投与することは日常的である。しかしながら、関連研究には多くの異質性があり、それは主に低リスクの待機的症例か、または合併症のない分娩女性でで行われてきた。これは臨床診療における相当な多様性に反映されている。

・待機的帝王切開時と分娩時帝王切開時の必要用量には大きな差がある。標準的な推奨用量は必要以上に多く、急性心血管系有害作用の可能性がある。著者らは、少量のオキシトシンの初回ボーラス投与とそれに続く点滴で調整投与を勧めている。推奨されるオキシトシン投与量は、子宮無収縮の危険因子を持つ女性では増加する必要があるかもしれない。オキシトシンと等力価用量のカルベトシンは同様の作用を有するが、初回投与後の持続注入の必要性を回避し、追加の子宮収縮剤の必要性を減らす。オキシトシンと同様に、カルベトシン投与量の必要量は分娩中の帝王切開の方が多い。オキシトシン/カルベトシンが良好な子宮収縮を示さない場合は、第二選択薬を早期に考慮する必要がある。

心疾患を有する女性はオキシトシンや他の子宮収縮薬の副作用に非常に敏感かもしれず、そういった患者の管理は個別化される必要がある。

オキシトシンの投与は少量ボーラス投与後に持続点滴の推奨されると。心疾患女性では慎重に投与するべし。

【出典】
International consensus statement on the use of uterotonic agents during caesarean section.
Anaesthesia. 2019 Jul 25. doi: 10.1111/anae.14757. [Epub ahead of print]

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