足と足関節部外科手術に対する局所麻酔薬単剤 vs 3 種薬剤混合区域麻酔の比較

局所麻酔.jpg・本研究では、足と足関節部手術を受ける患者で、ブピバカインと 3 種類の添加物(ブプレノルフィン、クロニジン、デキサメタゾン)を含むブロックと、局所麻酔薬ブピバカイン単剤を含むブロックの結果を比較した。

・9 ヵ月間にわたり足と足関節の手術を受ける 80 人の患者を前向きに登録し、無作為に局所麻酔薬単剤(SA)か、または 3 種類の添加剤(TA)を含むものを投与した。患者、外科医、麻酔科医は群割り当てを知らされなかった。患者は疼痛日誌を記録し、術後 1 週tと 12 週に評価した。 56 人の患者が研究を完了した。

・TA 群は SA 群よりも鎮痛効果の持続期間が長かった(平均 82 vs 34時間、P<0.05)。手術 48 時間後、麻酔が完全に消褪したのは SA ブロック群では 93% であったのに対して TA ブロック群では 34% であった。TA 群の方が知覚に対する効果持続時間が長かった。3 ヵ月時点で、TA 患者群では 26 人中 10 人(38.5%)が術後神経症状を報告したのに対して、SA 患者群では 30 人中 3 人(10%)であった。両群の疼痛スコアは手術後 1 週間または 3 ヶ月で統計的に差がなかった。両群の患者は、彼らのブロックに同様に満足していた。

・足と足関節部手術を受ける患者で、いずれの種類の神経ブロックも同等の疼痛管理と患者満足度をもたらした。3 種類の添加剤ブロックは、疼痛緩和の持続時間が長いこと、長時間のしびれ、ならびに術後神経症状の高い割合と関連していた。長い疼痛緩和を得るには、長期の感覚障害という対価を支払う可能性がある。

長期間の感覚障害が伴うのなら、必ずしも長時間の疼痛緩和が得られる必要はないかな。他の消炎鎮痛薬の内服といった手段もあるので。

【出典】
Comparison of Single-Agent Versus 3-Additive Regional Anesthesia for Foot and Ankle Surgery.
Foot Ankle Int. 2019 Jul 16:1071100719859020. doi: 10.1177/1071100719859020. [Epub ahead of print]

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