無歯顎患者のさまざまな頭頸部体位での直接喉頭鏡視野の比較

入れ歯.png・適切な頭頸部体位決めは、直接喉頭鏡検査を成功させるための重要な要素であり、無歯顎患者の最適な体位は不明である。無歯顎患者の単純な頭部伸展、スニッフィング位、高位スニッフィング位での直接喉頭鏡視野を比較した。

・待機的手術を予定している成人の無歯顎患者 18 人を研究に含めた。麻酔導入後、無作為順に 3 つの異なる頭頚部位で、声門開口率(POGO)スコアを使用して、直接喉頭鏡検査下に喉頭視野を評価した:枕のない単純な頭部伸展、7 cm 枕のスニッフィング位、10 cm 枕の高位スニッフィング位。喉頭視野の評価後、気管挿管が行われた。

・3 つの頭位で評価された喉頭視野に、有意差が観察された(P=0.001)。スニッフィング位(78.9%[19.7%])と高位スニッフィング位(72.6%[20.8%])の POGO スコア(平均[SD])は、単純な頭部伸展(53.8%[25.9%])と比較して有意に改善された(それぞれ P=0.001)。スニッフィング位は、最高の喉頭視野を提供した。平均 POGO スコアは、高位スニッフィング位よりもスニッフィング位の方が高かったが、これら 2 頭位間に有意差は認められなかった(P=0.268)。

・無歯顎患者では、単純な頭部伸展と比較して、直接喉頭鏡検査中のスニッフィング位と高位スニッフィング位により、喉頭視野が改善される。
POINT無歯顎患者で、枕無し、7cm 枕、10cm 枕の比較では、7cm 枕がもっとも喉頭視野は良好なようだ。
【出典】
A comparison of direct laryngoscopic views in different head and neck positions in edentulous patients.
Am J Emerg Med. 2016 Sep;34(9):1855-8. doi: 10.1016/j.ajem.2016.06.011. Epub 2016 Jun 7.

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