標準化チェックリストを使用すると、手術室からの避難での重要な行動の完了率が向上する

災害避難.png・特別なニーズを持つ患者の病院からの避難は非常に困難であり、このまれな事態のために病院職員を訓練することは困難である。研究者らは、手術室(OR)からの全身麻酔下での患者の避難についての標準化チェックリストの効果を調査する現場シミュレーション研究を開発し、チェックリストが重要な行動の完了率を改善し、避難時間を短縮すると仮定した。

・忠実度の高いマネキン(SimMan3G; Laerdal Inc、Norway)の垂直避難が行われ、参加者は模擬火災警報の後にチームを率いて 1 階にマネキンを避難させるように要求された。参加者は 2 群に無作為化: 1 群は避難チェックリスト(チェックリスト群[CG])を与えられ、もう 1 群はチェックリストなしとした(非チェックリスト群[NCG])。28 人の参加者で合計 19 件のシナリオが実行された。

・平均シナリオ時間、避難の準備段階、マネキンを階段で下ろす時間は、群間で有意差はなかった(それぞれ P=0.369、0.462、0.935)。CG 群は、気道確保、追加薬物の携行、補充用機材の携行(それぞれ P= 0.047、0.001、0.001)などの重要な行動の実施成績が有意に向上した。避難後の調査では、28 人の参加者のうち 27 人が、実際の災害時にチェックリストが避難プロセスを改善するだろうと同意した。

標準化チェックリストは、手術室からの避難での事前定義された重要な行動の完了率を高め、患者の安全性を向上させる可能性がある。チェックリストの使用は、合計避難時間に大きな影響を与えなかった。

手術室から全身麻酔下の患者を避難させなくてはいけないような災害時には、チェックリストは確かに役立つだろう。

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