超音波 vs ランドマークを指標としたの鎖骨下静脈カテーテル法:三次紹介病院からの前向き観察研究

中心静脈ポート.png・これは、鎖骨下静脈カニューレ挿入のためのリアルタイム超音波とランドマーク指標法の有効性を比較するために計画された、単施設での観察前向き研究であった。

・それぞれ 74 人の連続患者の 2 群は、鎖骨下静脈カテーテル留置を受けた。1 群には、超音波ガイド下法を使用して研究した集中治療室の患者が含まれた。もう 1 群には、ランドマーク法を使用して研究した手術室または救急室の患者が含まれた。技術間の比較の主要評価項目は、カテーテル挿入の成功率であった。副次評価項目は、試行回数、カニューレ挿入失敗、機械的合併症であった。

・超音波ガイドとランドマーク群の合計成功率に差はなかったが(71 vs 68、p=0.464)、超音波ガイド法のほうがランドマーク法よりも初回試行成功率が高く(64 vs 30、p<0.001)、試行回数が少なかった(1〜2 vs 1〜6、p<0.001)。さらに、超音波ガイド下法のほうが、合併症が少なく(2 vs 13、p<0.001)、人工呼吸の中断(1 vs 57、p<0.001)と術後胸部 X 線(43 vs 62、p=0.001)が少ないことと関連していた。

・鎖骨下カテーテル留置に際して、ランドマークを指標とした方法と比較して、超音波ガイド法を使用すると、試行回数と合併症数が少なくなるという利点がある。

リアルタイムでなくても、穿刺前にエコーで血管の大きさや大まかな位置を確認できるだけでも、ランドマーク法で盲目的に穿刺するよりも、試行回数が少なくて済むし、変な方向に針を進めることもないため合併症も少なくなる。

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