高齢患者と若年患者における麻酔関連有害事象後の転帰の差

若者と高齢者.png・より多くの高齢者が外科手術を受けるため、可能な限り安全な周術期ケアを提供する方法を学ぶことは著者らの義務である。

年齢 65 歳以上の患者と 65 歳未満の患者で麻酔関連有害事象後の転帰が異なるかどうかを判断するために、大規模な三次医療センターで後ろ向きコホート研究を実施した。

・2007〜2015 年にかけて麻酔科成績改善委員会に 1424 件の紹介があった。麻酔関連ではない症例、特定できない症例、重複症例の除外後、麻酔関連の有害事象を伴う 747 症例が研究に含まれた。285 人は 65 歳以上であり、461 人は 65 歳未満であった。麻酔関連の有害事象は、若い患者と比較して、高齢患者の術後期間に多く発生し(37.7% vs 21.9%、p=0.001)、高齢患者は、傾向を一致させた若い患者群と比較して死亡率が高かった(調整オッズ比 1.87[1.14〜3.12]、p<0.05)。

高齢患者は、麻酔関連の有害事象を患った結果として死亡率が高くなり、術後の注意深い監視を強化すること利益を得る可能性があると、著者らは結論付けた。

高齢者は予備力が低下しているから、術後合併症をきたしやすいし、発生すると重症化しやすいし、当然転勤も悪くなり死亡率も高くなる。

【出典】
Differences in Outcomes After Anesthesia-Related Adverse Events in Older and Younger Patients.
J Healthc Qual. 2019 Aug 21. doi: 10.1097/JHQ.0000000000000216. [Epub ahead of print]

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