再分布性低体温を軽減する導入法:前向き無作為化対照単盲式有効性試験

低体温.png・術中低体温症の軽減に多くの努力が注がれているが、再分布性低体温症の予防に対する注意はあまり向けられていない。本研究では、3 種類の異なる麻酔導入法を、標準的なプロポフォール IV 導入(対照群)と比較して、再分布性低体温の軽減に及ぼす効果を比較した。

・年齢 18〜55 歳で発熱していない待機患者は、4 群のいずれかに無作為に割り当てられた(各群 n=50)。INH/100 群は 100% 酸素+8% セボフルランで、INH/50 群は 50% 酸素+50% 亜酸素化窒素+8% セボフルランで、PROP 群は プロポフォール 2.2 mg/kg で、Phnl/PROP 群は プロポフォール 2.2 mg/kg の直線にフェニレフリン 160 μg が投与された。患者は、オピオイド麻薬に加えて、50% 亜酸素化窒素+50% 酸素+セボフルランで維持された。強制空気加温が使用された。核温は、導入後 1 時間の間、15 分ごとに記録された。

対照群(PROP 群)と比較して、INH/100、INH/50、Phnl/PROPの 群の平均体温の方が、導入後 15、30、45、60 分で高く(全ての比較で p<0.001)、平均 0.39℃〜0.54℃高かった。PROP 群では、患者の 60% が最初の 1 時間で 36.0℃ よりも 1 度以上低かったのに対して、INH/100、INH/50、Phnl/PROP の各群では 16% だけであった(各群で PROP 群と比較して p<0.0001)。

・この有効性試験では、セボフルランによる吸入導入か、またはプロポフォール導入前の予防的フェニレフリンのボーラス投与を伴う導入により、年齢 18 歳から 55 歳の患者で、再分布性低体温の程度が平均 0.4 ℃から 0.5℃ 軽減した。

プロポフォール単独導入よりも、吸入導入の方が、体温低下が少ないのか、へ〜!

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