■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/11/26

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【問題1】(麻酔科学用語) 以下の略語のフルスペルと意味を答えよ。
(1) PDA (2) CH2O (3) CPD (4) NOS (5) HOCM

[解答]
(1)patent ductus arteriosus:動脈管開存
(2)free water clearance:自由水クリアランス
(3)cephalopelvic disproportion:児頭骨盤不均衡
(4)nitric oxide synthase:一酸化窒素合成酵素
(5)hypertrophic obstructive cardiomyopathy:閉塞性肥大型心筋症



[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(麻酔薬) MACbarは、MACの何倍程度か?
1) 1.5〜1.6
3) 1.2〜1.3
5) 2.5〜3.0
2) 1.3〜1.4
4) 1.8〜2.0


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[解説] MACBARとは、(blocking of adrenergic and cardiac vascular responses):50%の人が皮膚切開に際し交感神経反応が起こらない肺胞濃度でMACの1.5〜1.6倍である。さらに95%の人に交感神経反応を起こさない肺胞濃度はMACの1.9倍である。


[正解] 1 [出典] 標準麻酔科学p63


■ これって常識? ■
パニック障害では,アルプラゾラム(ソラナックス)が第一選択薬

<症例>
生来健康な32歳の男性,会社員. 数年前より時間や場所に関係なく,ときどきふらつき感,動悸,まれに胸苦しさを感じることがあったが,短時間で軽快するため気にとめずにいたところ,最近になり頻回に仕事中や自動車の運転中に突然の激しい動悸,息苦しさ,全身のふるえや脱力感におそわれ,死ぬのではないかという不安にかられ,救急病院に受診した.精査を施行されるも身体的異常は認められず,とくに思い当たるストレス要因もないとのことであった.
→今回のエピソードは,パニックアタック(PA)と考えられ,最も考えられる疾患は,パニック障害
1)米国の統計では,パニック障害の年齢分布をみると20歳代にピークを認め,生涯有病率は人口の3〜4%に達する.
2)PAの原因として,青斑核や中隔海馬領域などの感受性亢進が関与していることが明らかとなっており,心理的要因よりも生物学的要因が重視されている.
3)PAが頻発,長期化する場合や症状の激しさに対する不安,恐怖が高まると広場恐怖や二次性のうつ病を合併することが多い.
4)治療は,アルプラゾラム(ソラナックス)が第一選択薬であり,クロミプラミン(アナフラニール)などの三環系抗うつ薬も効果を認められている.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜心療内科編




【問題3】(中枢神経) 脳血流量は1分間あたり何ミリリットル程度か?
1) 350ml
3) 750ml
5) 600ml
2) 500ml
4) 1000ml


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[解説] 脳血流量は心拍出量の15パーセント程度、脳の酸素消費量は全身の酸素消費量の20パーセント程度である。肝血流量=25〜30%、腎血流量=25%、脳血流量=15%、冠血流量=5%である。従って心拍出量が5Lとすれば、5000×0.15=750ml程度である。


[正解] 3 [出典] クリティカル記憶術2P23

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