■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/12/10

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (b________) (b______) : 気管支閉塞子/気管支ブロッカー

(2) (a_____________) : 動脈瘤切除

(3) (p_________) (n____) (b____) : 末梢神経ブロック

(4) (i______) (h__________) : 低体温法

(5) (________c) : 興奮薬/興奮性の


[解答]
(1)bronchial blocker(2)aneurysmectomy
(3)peripheral nerve block(4)induced hypothermia
(5)analeptic


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(心臓・血管) 次のうちで生体内に存在しないものはどれか?
1) ノルエピネフリン
3) エピネフリン
5) ドーパミン
2) βフェニルエチラミン
4) イソプロテレノール


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[解説] 生体内に存在するカテコラミンはエピネフリン、ノルエピネフリン、ドーパミンで、イソプロテレノールは合成カテコラミンである。βフェニルエチラミン(β-pehnylethylamine)とは、o-dihydroxybenzene(ベンゼン核の3・4位にOH基の付いたもの)=カテコール(catechol)にethylamineが付いたもので、いわゆる「カテコラミン」である。したがって、生体内にはβフェニルエチラミン=カテコラミンは存在する。


[正解] 4 [出典] 標準生理学第4版p808



【問題3】(静脈麻酔) 正しいのはどれか?

ア:レミフェンタニルは、ほぼ同じ血中濃度でフェンタニルと同様な薬力学的作用を示す。

イ:レミフェンタニルの呼吸抑制は、血中濃度が4 ng/mLを超えると発現する。

ウ:フェンタニル、スフェンタニルでは最大臨床効果発現時間は4 〜 6 分である。

エ:レミフェンタニルは効果の発現が早いのでフェンタニルに比較して筋硬直が観察されやすい。

オ:妊娠中についてもレミフェンタニルの投与に関する安全性は確立している。


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[解説] ア○:レミフェンタニルは、ほぼ同じ血中濃度でフェンタニルと同様な薬力学的作用を示す。
イ×:レミフェンタニルの呼吸抑制は、血中濃度が 2ng/mLを超えると発現する。
ウ○:レミフェンタニル、アルフェンタニルの最大臨床効果発現時間は1 〜1.5分であるのに対し、フェンタニル、スフェンタニルでは4 〜 6 分である。
エ○:レミフェンタニルは効果の発現が早いのでフェンタニルに比較して筋硬直が観察されやすい。
オ×:妊娠中のレミフェンタニルの投与に関する安全性は確立していない。また、低出生体重児、新生児、乳児または小児に対する安全性も確立されていない。



[正解] 解説を参照 [出典] Anesthesia 21 Century Vol.9 No.2-28 2007





【問題4】(心臓・血管) ワーファリン服用中の患者で禁忌とも言える食品はどれか?
1) 牛乳
4) ホウレンソウ
2) 牛レバー
5) マグロの刺身
3) 納豆


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[解説] ワーファリンはビタミンK依存因子を抑制することで抗凝固作用を示す。したがってビタミンKを多く含む食品、特に納豆、クロレラ、ブロッコリーなどの緑色野菜の大量摂取はコントロールを悪くする。納豆はワーファリンに対して強力な拮抗作用を示すので、ワーファリン使用中は血中ビタミンK濃度を上昇させる納豆を食べないように指導するべきである。


[正解] 3 [出典] CCUレジデントマニュアルP458

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