術前の長時間作用型オピオイド使用は、待機手術後の入院期間および再入院率の増加と関連している

オピオイド.png・研究の目的は、待機的非心臓手術を受けた長時間作用型オピオイドを処方された患者 vs オピオイド未投与患者の術後転帰を比較することであった。

・都市部大学関連単施設での後ろ向きコホート研究で、待機的非心臓手術を受けた長時間作用型オピオイド使用者とオピオイド未使用患者の術後転帰を後ろ向き的に比較した。入院患者と外来手術のコホートを別々に分析した。長時間作用型オピオイドの存在またはオピオイドの非存在について、術前の薬剤リストを照会した。多変量ロジスティック回帰を実施して、再入院率、呼吸不全、有害な心臓事象に及ぼす長時間作用型オピオイド使用の影響を分析した。多変数ゼロ切り捨て負の二項回帰を使用して、在室期間を調べた。

・除外後、研究集団には 93,644 人の成人患者がおり、そのうち23,605 人が入院手術を受け、70,039 人が外来手術を受けた。潜在的な交絡因子と入院手術を調整後、術前の長時間作用型オピオイド使用は、長期在院のリスク増加と関連していた(発生率比= 1.1、99% 信頼区間[CI]= 1.0-1.2、P<0.01)が、再入院とは関連していなかった。外来手術の場合、術前の長時間作用型オピオイド使用は、全ての原因、ならびに疼痛に関連した再入院リスク増加と関連していた(それぞれ、オッズ比[OR]=2.1、99%CI = 1.5-2.9、P<0.001; OR=2.0、99%CI=0.85-4.2、P=0.02)。呼吸不全や有害な心臓事象については、有意差はなかった。

術前長時間作用型オピオイドの使用は、入院患者の手術の長期在院と、外来手術の全原因および疼痛関連再入院のリスク増加と関連していた。これらの結果を改善するには、術前の長時間作用型オピオイドを使用している患者に対する適時の介入が必要となる可能性がある。

術前から長時間作用型オピオイドを使用している患者は、入院期間が長くなったり、再入院となる可能性が高いと。

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