集中治療室での自発呼吸試験を成功させるための PO2/FIO2 比と浅速換気指数の予測精度を比較する

人工呼吸器.png・研究の目的は、集中治療室での抜管前の自発呼吸試験の成功について、PFR の予測精度を RSBI と比較することであった。

・この横断的研究は、2017 年 7 月から 2019 年 1 月まで、中国のムルタン医科大学とニシュタル医科大学病院の心疾患研究所の ICU で実施された。PO2/FIO2と RSBI は、SBTの開始前と開始 20 分後に別々の調査員によって測定された。心拍数、血圧、酸素飽和度は、試験を通じて継続的に測定された。浅速換気指数と PO2/FiO2 の測定値を知らされていない研究者によって、試験結果が不成功か成功かをラベル付けされた。 SpO2>85%、安定した血行動態(HR と BP の変化<20%)、安定した呼吸(RR の変化<50%)、(i)呼吸困難の兆候、(ii)不快感の出現または悪化、iii)精神状態の変化、がないことは、SBT に耐えることに成功したとラベルされた。患者は、2 群、すなわち、成功群と不成功群に分けられ、SPSS バージョン23 に全データを入れた後、性別、年齢、GOLD ステージ、APACHE II スコア、pCO2、pO2、FiO2、RSBI スコアを 2 群間で比較した。χ二乗検定とスチューデント t 検定は、それに応じて連続データと名目データで使用された。RSBI と PO2/FiO2 比の 2 つ閾値の特異度、感度、診断精度、陰性的中率、陽性的中率は、2X2 分割表から計算された。

RSBI 閾値 130 は感度 40.4%、特異度 51.1%、陽性的中率55.2%、陰性的中率36.4%、診断精度 44.7% であり、RSBI 閾値 105 は感度 94.1%、特異度 43.6%、陽性的中率 71.4%、陰性的中率 83.2%、診断精度 73.8% であった。pO2/FiO2> 250 の感度は 76.9%、特異度は 24.5%、陽性的中率は 60.4%、陰性的中率は 41.5%、診断精度は 55.9% であった。

・抜管成功の予測において浅速換気指数も PFR も十分正確ではなかったが、浅速換気指数の閾値 105 は RSBI 閾値 130 と比較して高い感度と特異度を有していた。したがって、RSBI 105 は ICU 患者の抜管の転帰を予測するうえで、より正確である。

RSBI>105 は、抜管成功のための予測精度が高い。

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