気管挿管の検出のためのカラーフローと標準的な超音波の比較

超音波によるETT確認2.png・期間挿管は、認識されていない食道挿管が発生した場合に重大な合併症率と死亡率に関連する救急医療で頻繁に行われる処置である。ただし、一部の患者では気管チューブ(ETT)を視覚化することが困難な場合がある。本研究では、カラードップラーを追加することで、ETT の位置を視覚化能を改善できるかどうかを評価した。

・本研究は、さまざまな頸部周囲径を代表させるべく選択された 3 つの異なる死体を使用して、死体研究室で実施された。死体は気管挿管または食道挿管に無作為に割り付けられた。割り当てを知らされない超音波検査技師は、グレースケールか、またはカラードップラーイメージングを使用して ETT の位置を評価した。超音波検査技師による ETT 位置の確認の正確さ、確認までの時間、術者の信頼度が評価された。

・150 回の挿管が行われ、それぞれ標準法とカラードップラー法の両方によって評価された。78 回は気管挿管で、72 回は食道挿管であった。標準法の精度は 99.3%(95%CI 96.3〜99.9%)であった。カラーフロー法でも 99.3%(95%CI 96.3〜99.9%)の精度であった。術者の確認までの平均時間は、標準的アプローチでは 3.24 秒(95%CI 2.97〜3.51 秒)、カラーフロー法では 5.75 秒(95%CI 5.16〜6.33 秒)であった。術者の平均信頼度は、標準アプローチでは 4.99/5.00(95%CI 4.98〜5.00)、カラーフロー法では 4.94/5.00(95%CI 4.90〜4.98)であった。

標準的な超音波イメージングにカラーフローを追加しても、ETT 位置を特定するための精度や術者信頼度を改善せず、検査時間が長くなった

超音波で気管挿管チューブの位置確認を行う場合、カラーフローを追加しても、時間の無駄だと。

【出典】
Comparison of color flow with standard ultrasound for the detection of endotracheal intubation.
Am J Emerg Med. 2018 Jul;36(7):1166-1169. doi: 10.1016/j.ajem.2017.11.056. Epub 2017 Nov 28.

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