■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/02/13

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (c__________) (i________) : 凝固抑制因子

(2) (___________a) : 正常血液量

(3) (D______) (r________) : ドプラー(Doppler)血流計

(4) (c_____________) : 心毒性

(5) (o________) (t______) : 手術室


[解答]
(1)coagulation inhibitor(2)normovolemia
(3)Doppler rheograph(4)cardiotoxicity
(5)operating theater


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) 動脈血液ガス分析に供する血液を空気が混入したままで放置すると二酸化炭素分圧はどうなるか?
1) 40mmHgに向かって変化する
3) どんどん上昇する
5) どんどん低下する
2) 変化の方向は酸素分圧に依存
4) 二酸化炭素分圧は変化しない


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[解説] 動脈血液ガス分析に供する血液を空気が混入したままで放置するとPaCO2は0mmHgに向かって、PaO2は150mmHgに向かって変化する。ヘパリン液、生食液の混入によっても同様の変化になる。


[正解] 5 [出典] モニタリングから何が分るかP22



【問題3】(麻酔合併症) 嚥下性肺炎(aspiration pneumonitis)について正しいのはどれか。

ア:H2受容体遮断薬は胃のpHを上昇させ、胃液分泌量を減少させる効果があり、嚥下性肺炎の予防に有効である。

イ:胃内容液の量が25ml以上、胃液pHが2.5以上では嚥下性肺炎の頻度は高くなる。

ウ:精神的刺激によっても1時間に50mlの胃液分泌がみられ、長過ぎる絶食は時に胃液分泌を増すことがある。

エ:嚥下性肺炎が妊婦に多いのは、胃の通過時間が延長しているために逆流の危険性が高いためで、Mendelson's syndrome として知られている。

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[解説] 2受容体遮断薬は胃のpHを上昇させ、胃液分泌量を減少させる効果があり、嚥下性肺炎の予防に有効である。胃内容液の量が25ml以上、胃液pHが2.5以下では嚥下性肺炎の頻度は高くなる。精神的刺激によっても1時間に50mlの胃液分泌がみられ、長過ぎる絶食は時に胃液分泌を増すことがある。嚥下性肺炎が妊婦に多いのは、妊娠時にはガストリン産生が増し、胃内容量の増加と酸度が増し、胃の通過時間が延長しているために逆流の危険性が高いためで、Mendelson's syndrome として知られている。


[正解] (ア)、(ウ)、(エ) [出典] 第26回麻酔指導医認定筆記試験:A23




【問題4】(心臓・血管) 左心不全時の降圧剤として選択するべきでないのはどれか?
1) アルフォナード
3) ヘルベッサー
5) インデラール
2) ミリスロール
4) ペルジピン


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[解説] 左心不全時の降圧剤としては、ミリスロール(ニトログリセリン)やカルシウム拮抗剤は冠血流を増加するので適しているが、インデラール(プロプラノロール)は心拍出量を低下させるので不適当である。


[正解] 5 [出典] 内科レジデント実践マニュアルp79

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