■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/03/09

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p_________) (b____) : 末梢血

(2) (t_______________) (r_______) : 体温調節反応

(3) (_______c) : 精神安定薬/精神安定の

(4) (m_______) (r_________) : 再構築膜

(5) (c_________) (r_______) : 転換反応


[解答]
(1)peripheral blood(2)thermoregulatory response
(3)ataraxic(4)membrane remodeling
(5)conversion reaction


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


【トラブル・シューティング】〜麻酔緊急Vol.1p130

(硬膜外麻酔)『硬膜外麻酔による血圧低下』

硬麻に伴って著明な血圧低下をきたすことがしばしばある。胸部硬麻により交感神経心臓枝までブロックされると気管内挿管による血圧上昇が認められない。血圧低下対策:ドパミン持続点滴と十分な輸液負荷、エフェドリンの分割投与が一般的であるが、筆者はエフェドリンの筋注を併用している。







【問題2】(血液) 血液ガスと酸塩基平衡について正しいのはどれか?

ア:強いアシドーシスは、心収縮力を増加させる。

イ:喫煙により肺の弾性は増大する。。

ウ:右左シャントがあるとA-aDO2は上昇する。

エ:強いアルカローシスは、高カリウム血症をもたらす。

オ:肺は代謝性の緩衝系の約2倍の緩衝能力を有する。


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[解説] ア:×:強いアシドーシスは、心収縮力を低下させる。逆に、強いアルカローシスは心収縮力を増加させる。
イ:×:加齢とともに肺の弾性波低下するが、喫煙により肺の弾性低下は加速される。
ウ:○:吸入酸素濃度の低下や、低換気による低酸素血症の場合には、A-aDO2は正常である。A-aDO2が増大するのは、換気血流比の不均等、拡散障害、右左シャントである。
エ:×:強いアルカローシスは、低カリウム血症、低カルシウム血症、低マグネシム血症、低リン酸血症などの電解質異常をもたらす。強いアシドーシスは高カリウム血症をもたらす。
オ:○:肺は代謝性の緩衝系の約2倍の緩衝能力を有する。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p13-20




【問題3】(外傷・出血・感染) 生体が必要とする凝固因子の血中濃度は正常値の(  )くらいである。
1) 1/6〜1/8
3) 2/3〜1/2
5) 1/4〜1/5
2) 1/20〜1/30
4) 1/8〜1/10


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[解説] 凝固因子はかなりの予備力があり、生体が必要とする凝固因子の血中濃度は正常値の1/4〜1/5くらいである。したがって、凝固因子の補充を目的とする新鮮凍結血漿の投与は、通常2000〜3000mlの出血では適応とはならない。理論的には出血4500=90%出血までは濃厚赤血球+アルブミン製剤で対処でき、これ以上の出血では凝固因子の投与が不可欠となる。


[正解] 5 [出典] Lisa.Vol4-No3-p234

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