■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/03/16

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s______) (r__________) : 浅呼吸

(2) (_____________y) : 催奇性

(3) (a_____) : 喘息

(4) (b__________) (b_____) (s_____) : 炭酸水素緩衝系/重炭酸緩衝系

(5) (w________) (p___) : 移動痛/遊走痛


[解答]
(1)shallow respiration(2)teratogenicity
(3)asthma(4)bicarbonate buffer system
(5)wandering pain


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(心臓手術の麻酔) 心肺バイパス離脱時のペーシングの使用法について正しい記述はどれか。

ア:完全房室ブロックがあれば、心室ペーシングか心房心室順次ペーシングを行う。

イ:VVIに設定しておくと、電気メス使用によりペーシングが止まってしまう。

ウ:心房細動で心室心拍数が少なければ心室ペーシングを行う。

エ:心室ペーシングより心房ペーシングのほうが心拍出量が多くなる。

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[解説] 電気メスによりペースメーカが抑制される場合には、設定をデマンド型から固定レート型(AOO,VOO)に変える。心房収縮があると、心室前負荷が増加し心拍出量は増加する。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集


■ これって常識? ■
頭痛,意識障害,痙攣をみたら,高浸透圧性非ケトン性昏睡も見逃すな!

<症例>
58歳,男性. 痙攣と意識レベルの低下で受診.空腹時血糖 682mg/dl,尿糖(3+),尿ケトン(−),血清浸透圧337mOsm/kg
→高浸透圧性非ケトン性昏睡(non-ketotic hyperosmolar coma)と診断
1)糖尿病の既往のないこのような症例が突然訪れた場合,おもに中枢神経症状が出て,中枢神経疾患とされ,高浸透圧性非ケトン性昏睡の診断が遅れてしまうことがある.
2)2型糖尿病に多く,頭痛,倦怠感で始まり,緩徐に意識障害,痙攣などがくる.
3)著明な高血糖を示すが,回復後はインスリン使用量は著減する.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜内分泌編




【問題3】(中枢神経) 脳死判定に際して、通常は必須検査とされないのはどれか?
1) 聴性脳幹反応
3) カロリックテスト
5) 脳波
2) 頭部CT
4) 無呼吸テスト


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[解説] 脳死判定の必須検査:無呼吸テスト、カロリックテスト(脳幹反射の全ての消失)、頭部CT(原疾患確定のためにほとんど必須、ただし脳死判定基準には含まれていない)、脳波などは通常必須とされるが、聴性脳幹反応や脳血管造影は補助診断法との位置付けでありかならずしも必要ない。


[正解] 1 [出典] 救急認定医診療指診P253

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