鼡径ヘルニア修復を受ける新生児における麻酔法と術後長時間挿管の関連

小児の鼠径ヘルニア.png・本研究の目的は、新生児における鼡径ヘルニア術後の長時間挿管に関連する要因を明らかにすることである。

・2010〜2018 年に鼡径ヘルニアを受けた新生児の単施設後ろ向きレビューである。記録された変数には、人口統計、併存症、ヘルニア修復時の換気状態、麻酔法が含まれた。

・97 人新生児を同定した(修正在胎期間 39.9 週、IQR 6.6)。大半(87.6%)は全身麻酔(GA)を受けた。残りは仙骨麻酔を受けた。 GA 患者の 25.8% は、術後 6 時間以上挿管されたままであったが、CA 患者はいずれも術後挿管を必要としなかった(p=0.03)。長時間の術後挿管に関連する 2 つの危険因子は、術前の挿管の既往(p=0.04)と気管支肺異形成の診断(p=0.03)であった。

GA 下で鼡径ヘルニア手術を受けた新生児は、CA を受けた患児と比較して、術後長時間挿管の発生率が高い。以前の挿管と気管支肺異形成の既往は、術後長時間挿管の重要な危険因子であった。

挿管と管支肺異形成の既往のある新生児では、鼠径ヘルに修復術に際しては、仙骨麻酔が好ましいようだ。

【出典】
Association of Anesthesia Type With Prolonged Postoperative Intubation in Neonates Undergoing Inguinal Hernia Repair
J Perinatol . 2020 Jun 4. doi: 10.1038/s41372-020-0703-4. Online ahead of print.

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