慢性オピオイド乱用は脳萎縮に関連しているか?観察研究

脳萎縮.png・レクリエーション薬物乱用は、中枢神経系に有害な影響を与える重症の健康問題である。ニューロイメージングは、薬物乱用に関連する脳のこれらの異常な変化の検出に極めて重要な役割を果たす。本研究は、オピオイド中毒患者の脳萎縮の等級付け、およびそれらと年齢、およびオピオイド乱用期間との関連性に焦点を当てている。研究の目的は、三次医療病院の集中治療室(ICU)に入院した患者で、オピオイド中毒患者の脳萎縮の等級付け、および慢性オピオイド乱用と脳萎縮との間のの予想される関連性を評価することである。

・2年間に渡って病院の ICU 入室したオピオイド乱用患者 40 名を対象に後ろ向き研究が実施された。これらの患者の磁気共鳴画像(MRI)スキャンは、Siemens Avanto 1.5 Tesla スキャナーを使用して行われた。

・全患者は男性であり、25 人の患者がパスキエスケールで評価した脳萎縮の程度はさまざまであった。慢性オピオイド乱用患者の大多数(n=14)は、軽度脳萎縮を示す全体的皮質萎縮(GCA)スコア 1 を示した。乱用期間や受診時年齢などの関連要因は、脳の萎縮性変化と有意な関連があった(p<0.05)。

長期薬物乱用のあるオピオイド依存患者は、ニューロイメージングから評価すると、脳の萎縮性変化と関連している可能性があった。加齢と長い薬物乱用期間は、さまざまな程度の脳萎縮につながる脳構造への有意な変化を助長するかもしれない。

MRI で脳の萎縮性変化を調査したところ、オピオイドの慢性的乱用は、脳萎縮を助長する可能性があると。

【出典】
Is Chronic Opioid Abuse Associated With Cerebral Atrophy? An Observational Study
Indian J Crit Care Med . 2020 Apr;24(4):276-280. doi: 10.5005/jp-journals-10071-23410.

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント