逆行性腎内手術のための区域 vs 全身麻酔:系統的レビューとメタ分析

腎臓手術.png・研究の目的は、区域麻酔(RA)と全身麻酔(GA)での逆行性腎内手術(RIRS)の有効性と安全性を判断することであった。

・2020 年 2 月に、PubMed、EMBASE、Web of Science、Cochrane Library、ClinicalTrials.gov、WHO International Clinical Trials Registry の包括的な検索が行われ、RIRS 手術中の GA および RA の転帰を比較する適格な研究が見つかった。無結石率(SFR)、手術時間、術後入院期間、術後1日目視覚アナログスケール(VAS)スコア、合併症率などの転帰パラメーターは、R??evMan 5.3 を使用して評価された。

・1747 人を対象とした 6 件の研究(5 件の無作為化比較試験と 1 件の後ろ向き的研究)が含まれた。プールされた結果から、SFR(オッズ比[OR]=1.07、p=0.63)、術後入院期間(加重平均差[MD]= 0.08、p=0.54)、術後 1 日目の VAS スコア(MD=- 0.10、p=0.23)と合併症率(OR=0.91、p=0.46)については、なんら統計的差はなかった。ただし、RA 群は GA 群に比べて手術時間が短かった(MD=-5.41、p <0.00001)。

・本研究は、RA が GA よりも手術時間が短く、SFR、術後入院期間、術後 1 日目の VAS スコア、合併症率に関して GA と同様であることを示した。著者らは、慎重な患者選択をすれば、RA は良い代替麻酔法である可能性があるとしている。

個人的には、経尿道的な手術の場合、手術侵襲がそれほど強くないので、手間をかけて区域麻酔をするほどのこともないのでは思うが。

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