手術前に慢性疼痛を伴う人工膝関節置換術を受けた患者における術後疼痛の発生率と生活の質に関するセボフルランとプロポフォールの比較

TKA4.png・頻繁に使用される全身麻酔薬としてのプロポフォールとセボフルランは、術後痛に影響を与える可能性がある。著者らの研究では、セボフルランまたはプロポフォールで麻酔をした人工膝関節置換術(TKA)を受ける慢性疼痛患者に術後疼痛の発生率に差があるかどうかを調査した。

・患者は、TKA 中の麻酔維持のためにセボフルラン(S 群、n=50)またはプロポフォール(P 群、n=47)のいずれかを受ける群に無作為に割り当てられた。術後痛の発生率と EQ-5D スケールによる生活の質(QoL)は、術後 1 日、3 日、7 日(DPO)、術後 1 ヵ月と 3 ヵ月(MPO)に測定された。

3 DPO では、P 群よりも S 群の方が、中程度の痛みを報告する患者が少なく(p=0.001)、痛みを訴えない患者が多くなった(p=0.003)。3MPO では、P 群よりも S 群の方が、痛みを報告しない患者が多く(p=0.04))、中等度の痛みを報告した患者数が少なかった(p=0.04)。他の時点では、2 群間で術後痛の発生率に有意差は見られなかった。EQ-5D スコアは P 群よりも S 群の方が高く(p=0.022)、差は多くとも 0.15 であり、最適ではなかった。EQ-5D の臨床転帰はそれほど意義はない可能性がある。

セボフルラン麻酔は、術前 VAS スコアが 4 を超える TKA を受ける患者の術後痛を軽減する上で潜在的な利点がある可能性がある。

私はいつもセボフルランだけど、本当かな〜?

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