小児におけるクラシック・ラリンジアルマスク挿入に対するいろいろな時点でのセボフルランの EC<sub>50</sub>:無作為化盲式試験

SGA.png・文献によると、CLMA(クラシック・ラリンジアルマスク)挿入時のセボフルランの EC50(呼気終末濃度)は 1.5〜2% であり、これらの研究のほとんどは LMA 挿入前の 10〜25 分間、必要な呼気終末濃度を維持することを示唆している。血液と脳のセボフルラン濃度が平衡になるのにこのように長い時間を待つことは、小児では特に換気がうまくいかない場合には実行可能ではないかもしれない。本研究では、CLMA 挿入時のセボフルランの EC50 を、平衡時間 2.5 分と 5.0 分の時点で推定することを目的とした。

・本無作為化試験には、待機的白内障手術を受けた ASA-PS I の 2〜8 歳の両性の小児が含まれた。8% セボフルランと 100% 酸素で全身麻酔を吸入導入した後、静脈ラインを確保した。セボフルラン気化器を微調整し、2.5 群で最初の小児では、2.5 分間、呼気終末セボフルラン濃度を 2%に、5.0 群では 5 分間維持するようにした。これに続いて LMA 挿入を行い、「体動」があれば不成功、「体動」がなければ成功とした。前の患者の反応に応じて、次の患者ではDixon & Massey の上下法を用いて呼気終末濃度を増減させた(ステップサイズ 0.2%)

・年齢 2〜8 歳児を対象としたクラシック LMA 挿入時のセボフルランの EC50 は、100% 酸素下で 2.5 分後に 1.1%(0.9〜1.2)、5.0 分後に 1.6%(1.5〜1.7)であった。導出された EC95(95% 信頼区間)は、それぞれ 2.5 分で 1.8%(1.5-9.2)、5.0 分で 1.8%(1.4-8.8)であった。

CLMA 挿入を成功させるためには、呼気終末セボフルランを 2.5 分では 1.6%、5 分では 1.8% に維持することが推奨される。

長い時間換気した方が、高濃度の呼気セボフルラン濃度が必要になる!? 8% で麻酔導入しているからかな。いずれにしても、呼気セボフルラン濃度が 2% 以上になれば OK ということかな。

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