股関節骨折手術後せん妄の発生率に及ぼす集学的ケアバンドルの効果:品質改善研究

大腿骨頸部骨折2.png・せん妄は、股関節骨折手術後のよく見られる合併症である。救急部、手術室、病棟の管理を標準化した周術期ケアバンドルを導入した。これには以下が組み込まれた。腸骨筋膜ブロックの使用、鎮痛の合理化、せん妄を引き起こすことが知られている薬物の回避、スタッフ向けの定期的な教育プログラム、コンプライアンスの継続的監査

・本研究は、2017 年 6 月から 2018 年 12 月までに実施された。ケアバンドルの導入前(対照群)と後(ケアバンドル群)の 150 人の患者を募集した。

股関節骨折手術を受けた患者で、対照群と比較してケアバンドル群の方が術後 3 日目にせん妄の発生率が低かった(それぞれ 33 例(22%) vs 49 例(33%)、p=0.04)。ケアバンドル群の患者は、術後 3 日目に、せん妄回避の調整 OR が 2.2(95%CI 1.1-4.4)(p=0.03)であった。以下を含む副次評価項目(術後 30 日で測定)については、群間差はなかった:全死因死亡、複合罹患率、収容期間、歩行状態。・調査期間中、ケアバンドル要素のコンプライアンスは、救急部(49 人の患者(33%)から 85 人の患者(59%)へ、p<0.001)と麻酔科(40 人の患者(27%)から 104 人の患者(69%)へ、、p<0.001)では向上し、整形外科では高いレベルのコンプライアンスが維持された(143 人の患者(95%)から 140 人の患者(93%); p=0.45)。

集学的治療バンドルで治療された患者では、股関節骨折手術後せん妄の発生率が臨床的および統計的に有意に減少した。
POINTあの手この手を使用して、集学的に予防策を立てると、術後せん妄を低減できる。

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