■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/01/16

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s________) : 狭窄

(2) (d___) (d_________) : 用量依存

(3) (t_____) : 振戦/ふるえ

(4) (p_________) (t____) : 前胸部叩打

(5) (c_______) (s__________) : コンピュータ模擬実験/コンピュータシミュレーション


[解答]
(1)stricture(2)dose dependency
(3)tremor(4)precordial thump
(5)computer simulations


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) アスピリン喘息に使用するステロイドとしてはどれが適当か?
1) ソルコーテフ
3) ソルメドロール
5) サクシゾン
2) デカドロン
4) 水溶性プレドニン


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[解説] ハイドロコートンはステロイドの中では比較的即効性でありshort actingのため大発作の治療には最適である。しかし、水分貯留作用があるため使用は1〜2日にとどめ、無効の場合は他のステロイドに変更する。重積状態では4〜5日から1週間あるいはそれ以上の期間の投与が必要となるためintermediate actingのプレドニゾロンやメチルプレドニゾロンを使用する。プレドニゾロンは60〜120mg/day、メチルプレドニゾロンは250〜500mg/day投与し、症状の軽減をみて減量する。ステロイド投与の場合、低カリウム血症、胃潰瘍、糖尿病、骨粗鬆症などの副作用に注意する。アスピリン喘息ではステロイドのコハク酸エステルで喘息が悪化することがある。代りにデカドロン2〜8mgを使用する。コハク酸エステル:サクシゾン、水溶性プレドニン、ソルメドロール、ソルコーテフ


[正解] 2 [出典] 研修医ノートP885


■ これって常識? ■
プロラクチノーマは,すぐに手術はするな!

1)プロラクチノーマは,ほとんど良性腫瘍である.
2)プロラクチノーマは,経年的に観察しても腫瘍が腫大しない場合が多く,妊娠出産を経て縮小する例もある.
3)外科的手術後の再発も多く,術後下垂体機能低下症も無視できない.
4)プロラクチン分泌抑制作用のあるドーパミン受容体刺激剤(パーロデル,テルロン)を用いる薬物療法がmicroadenomaでは,第1選択となっている.1cm以上のmacroadenomaでも薬物療法が主流となりつつある.
5)パーロデルがプロラクチンの分泌抑制とともに合成も抑制し,腫瘍抑制効果もあることが明らかとなった.80〜90%血中プロラクチンを正常化し,80%以上で腫瘍が縮小する.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜内分泌編



【問題3】(局所麻酔法) 下肢の局所麻酔に関して正しい記述はどれか。

ア:外側大腿皮神経は純粋な感覚神経である。

イ:大腿神経は大腿動脈の内側に位置する。

ウ:”3 in 1”ブロックでは、外側大腿皮神経、閉鎖神経、大腿神経がブロックされる。

エ:閉鎖神経は純粋な運動神経である。

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[解説] 大腿神経は大腿動脈の外側に位置する。閉鎖神経は、感覚神経も含んでいる。「3 in 1」ブロックでは,20−40mlの局所麻酔薬を注入することで、外側大腿皮神経、閉鎖神経、大腿神経をブロックする。


[正解] (ア)、(ウ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集

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