帝王切開に際しての産科麻酔の臨床ガイドラインにおける不一致

Inconsistencies in clinical guidelines for obstetric anaesthesia for Caesarean section
Acta Anaesthesiologica Scandinavica Article first published online: 9 NOV 2012

・麻酔科医は、産科麻酔においても、根拠に基づく臨床ガイドラインを必要としている。本研究では、帝王切開に際しての麻酔のための、デンマーク、英国、米国、ドイツの国のガイドラインを比較した。ガイドライン作成の質の評価と、ガイドライン内容の評価に力点を置いた。

・ガイドライン作成・評価のための国際ツールである、「ガイドラインの研究・評価用チェックリスト」 Appraisal of Guidelines for Research and Evaluation (AGREE) ツールを使用して 4 国のガイドライン作成の質を比較した。これらの国のガイドラインの臨床的に重要な内容を比較した。

・我々は、4 カ国のガイドライン作成の質に差があることを見出した。 ドイツのガイドラインは AGREE 分析で非常に低スコアであり、デンマークの国のガイドラインは AGREE分析で低スコアであった。米国と英国のガイドラインは、共に AGREE 分析で高スコアを達成した。4 カ国のガイドラインの内容に差があった。デンマーク、米国、英国のガイドラインは、包括的であるが、内容に若干の多様性があった。

・ガイドライン作成にあたっては、AGREE ツールで使用されていうような標準化された規則に従うのが有効かもしれない。ガイドラインの内容は標準化されていない。ガイドラインの内容に対する推奨は、臨床ガイドラインを標準化することに役立つかもしれない。

<関連文献>

ガイドラインの研究・評価用チェックリスト Appraisal of Guidelines for Research &Evaluation (AGREE) instrument

診療ガイドラインの考え方と活用のポイント

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