テーマ:脊椎麻酔

脊椎麻酔後の脊髄円錐の損傷

非外傷性脊髄針を用いた脊髄または脊髄硬膜外麻酔の後に神経学的損傷をきたした 7 例が記述されている。全ての患者は女性、産科 6 人、外科 1 人であった。全患者は、針の刺入時に疼痛を経験しており、針は L2-3 間隙に刺入されたと通常考えられていた。すべての症例で、、脊髄注入の前に脳脊髄液の自由な逆流があった。1 例で斑なブロックがあっ…
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慢性閉塞性肺疾患患者で腹腔鏡下胆嚢摘出術を脊椎麻酔下と全身麻酔下で比較

・疫学的データは、慢性閉塞性肺疾患の世界的有病率が増加していることを示している。これらの患者は、死亡率および合併症率のリスクが高く、気流に一定の制限がある。慢性閉塞性肺疾患(COPD)のある患者で、腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)を脊椎麻酔下と全身麻酔(GA)下で比較した。 ・2016 年 1 月から 2018 年 1 月まで、全身麻酔…
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下腹部手術での脊椎麻酔中の血圧維持のための 3 種類の昇圧器の比較研究

・くも膜下ブロックは、より少ない薬剤用量で高効率であるが、しばしば低血圧などの制限を有し、麻酔科医にとって懸念事項である。本研究は、下腹部手術での脊椎麻酔時の血圧維持のためのフェニレフリン、エフェドリン、メフェンテルミンのボーラス使用を比較することを目的とした。 ・無作為化前向き研究で、くも膜下ブロック下の手術中に低血圧を発症した…
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フェニレフリンの予防投与は、帝王切開におけるクモ膜下高比重ブピバカインの有効投与量を増加させる

・脊椎麻酔誘発性低血圧症を予防するためのフェニレフリン注入は、クモ膜下ブピバカインの頭側への広がりを弱めることがある。したがって、帝王切開の脊椎麻酔誘発性低血圧症を予防するためにフェニレフリン注入を使用すると、ブピバカインのクモ膜下投与量が異なる可能性があると考えられた。著者らは、脊椎麻酔誘発性低血圧を予防するための予防的フェニレフリン…
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帝王切開のクモ膜下レボブピバカインの投与量に及ぼす静脈内フェニレフリン注入の効果:偽薬対照予備試験

・フェニレフリン注入は、エフェドリン注入と比較した場合、単味の高比重局所麻酔薬(LA)の頭側への広がりを減少させることが示されている。しかしながら、それは帝王切開に際しての高比重 LA の必要用量が多くなるということにはなっていない。フェニレフリン注入が単味のクモ膜下 LA の ED50 に及ぼす効果を評価した試験はない。 ・待機…
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帝王切開を受ける患者のクモ膜下フェンタニルの投与量の変化が臨床的有効性と副作用に及ぼす効果を比較する

・くも膜下腔ブロックの質を改善するために、局所麻酔薬にクモ膜下脂溶性オピオイドを添加するのが一般的である。本研究は、クモ膜下ブピバカインを用いた脊椎麻酔下で帝王切開を受ける患者で、副作用を最小限にして手術麻酔の質を改善できるクモ膜下フェンタニルの用量を見出すために考案された。 ・無作為化二重盲式試験で、脊椎麻酔下で帝王切開を受けた…
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待機的帝王切開を受ける患者で身長と体重 vs 身長だけに基づく脊椎麻酔薬量の比較

・待機的と緊急の帝王切開に典型的に使用されるブピバカインによる脊椎麻酔は、交感神経遮断から生じる低血圧の有意な発生と関連している。帝王切開に際しての脊椎麻酔の投与には様々な投薬レジメンが用いられてきた。本研究の目的は、2 つの異なる固定投与レジメンに続く低血圧の発生率を比較することであった。 ・これは、両側 5% 有意水準と 80…
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脊椎麻酔針の選択が硬膜穿刺後頭痛に及ぼす影響:無作為化研究のメタ分析とメタ回帰

・脊椎麻酔の潜在的に広い適応症には、硬膜穿刺後頭痛(PDPH)に関連する危険因子と予防措置の理解が必要である。このレビューは、脊髄針の特徴と PDPH の発生率との間の関連性を調査するために考案されたものである。 ・年齢、性別、出版年などといった患者の交絡因子を調節した後、針のデザインとゲージ数が PDPH の発生率に及ぼす影響を…
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初回股関節/膝関節形成術における短時間作用性脊椎麻酔と完全静脈麻酔は早期退院を促すか?

・本研究では、TIVA+短時間作用型脊椎麻酔と積極的手術当日術後第0日の理学療法(POD#0 PT)が、初回の全間接形成術を受ける患者で、在院期間(LOS)に及ぼす効果を評価した。 ・後ろ向きの診療録レビューによって、TIVA+短時間脊椎麻酔(「最新プロトコル群」)で、初回の全股関節/膝関節形成術を受けた 116 人の患者の LO…
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ブピバカインとロピバカインの片側脊椎麻酔の有効用量(ED50)の決定:前向き二重盲式無作為化試験

・片側脊椎麻酔(USpA)は、脊椎麻酔を増強すると報告されており、老人患者に使用されている。本研究の目的は、待機的股関節置換術を受ける高齢者(70歳以上)について、0.5% 低体重ブピバカインと 0.5% 低比重ロピバカイン USpA の有効投与量中央値(ED50)を調査することであった。 ・待機的股関節置換術を受ける 60 人の…
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若年外来手術患者では、硬膜穿刺後頭痛はまれである

・一般集団における脊椎麻酔から生じる硬膜穿刺後頭痛(PDPH)の発生率は低い。しかし、年齢 45 歳未満の患者は、小さな針であっても、PDPH の発生率が高いことが示されている。本研究は、年齢 15 歳から 45 歳までの外来手術患者で 27G のペンシルポイント針による PDPH の発生率を推定し、年齢層、性別、頭痛の病歴によって P…
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脊椎麻酔時の鎮静のためのデキスメデトミジン+ミダゾラム併用 vs デキスメデトミジン単独の臨床評価

・デキスメデトミジンは、脊椎麻酔に有用な鎮静剤である。しかしながら、用量依存的に心拍数を減少させることが報告されている。今回の研究では、著者らは、追加の鎮静法を調査するために、ミダゾラムのボーラス投与とデキスメデトミジンの 10 分間の負荷投与を比較した。 ・ASA--PS I-II に分類され、脊椎麻酔を受ける患者 100 人を…
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肥満は脊椎麻酔の転帰と独立して関連している:前向き観察研究

・脊椎麻酔に及ぼす肥満指数(BMI)の影響は依然として議論の余地があり、これまでの研究では矛盾した結果が報告されている。肥満および非肥満の被験者における脊椎麻酔を比較するために、クモ膜下高比重ブピバカインを用いて脊椎麻酔を受けた患者の麻酔経過を比較した。 ・脊椎麻酔下での全膝関節置換術(TKRA)手術を受けた合計 209 人の患者…
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Q:脊椎麻酔に使用する針は、どんなタイプ、太さが適しているのか?

A:細すぎないペンシルポイント型の脊椎麻酔針が推奨されている。例えば、25G whitacre 針。 <針の形状について> 同じ太さのカッティング型に比べて、ペンシルポイント型の方が、硬膜穿刺後頭痛が少ない。これは前者が traumatic と表現され、硬膜の線維を切断しながら穿刺するのに対して、後者が atraumatic と表現…
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下肢関節形成術に際しての術中脊椎麻酔失敗の発生率および関連要因

・脊椎麻酔は、転機が良好であるとされ、技術的に比較的簡単であり、高度な気道管理が必要ないことから、全股関節/膝関節形成術(THA/TKA)の好ましい選択肢である。しかし、脊椎麻酔の選択と説明にさいしては、疼痛による不快感と気道管理については最適な状態とは言えないことから術中脊椎麻酔失敗のリスクもまた含まれるべきである。小規模の研究では、…
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帝王切開を受ける妊婦の腹腔内圧、脊柱の長さ、脊椎麻酔の広がり:観察研究

・生理学的に腹腔内圧(IAP)が高くて身長が低い患者では、一定量のブピバカインを投与した後、脊椎麻酔の頭側への広がりが大きいことがしばしば観察される。そこで、著者らは本前向き研究を計画して、IAP と脊柱の長さ(VCL)が帝王切開を受ける妊婦で脊椎麻酔の拡がりの予測因子であるかどうかを検証した。 ・単回脊椎麻酔下に帝王切開術を受け…
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弾道ゲルモデルにおける脊椎麻酔針の偏位の比較

・経皮的診断および治療処置は、脊椎の痛みの治療において一般的に使用されている。これらの処置の成功は、針の留置の精度に依存しており、それは針のサイズと形状の影響を受ける。本研究の目的は、弾道ゲル組織シミュレータを用いて、針先端のデザインとゲージに基づいて、一般的によく使用される脊椎針のたわみを調べて定量化することである。 ・本研究で…
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細いゲージの針ほど、硬膜穿刺後頭痛の発生率が低いことと関連しているが、ペンシルポイント針では関係ない

・硬膜穿刺後頭痛(PDPH)は、脊柱管麻酔時に脳脊髄液の漏出によって引き起こされるよく知られた神経学的転帰である。PDPH の発生率を低下させるために、細いゲージの脊椎麻酔針の有効性を評価することを目的とした研究は、相反する結果をもたらした。そこで、著者らは、カッティング針とペンシルポイント針を別々にしてゲージが PDPH の発生率に及…
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クモ膜下麻酔に及ぼすボーラス(+持続注入)投与した静脈内デキスメデトミジンの効果

・クモ膜下麻酔は、臍下手術のために広く実施されている区域麻酔である。静脈内デキスメデトミジンは、クモ膜下麻酔と共に投与された場合、知覚と運動遮断の両方を延長することが知られている。 ・クモ膜下麻酔下で待機的臍下手術を受ける予定の 75 人の患者を、3 群のうちの 1 群に無作為に割り付けた。B 群には 10 分かけて生食を静脈内投…
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非外傷性 vs 従来型腰椎穿刺針:系統的レビューとメタ分析

・腰椎穿刺後の合併症を軽減するために、非外傷性針が提案されている。しかし、いくつかの調査では、これらの針の臨床的採用が依然として低いことが示されている。著者らは、腰椎穿刺後の患者転帰と非外傷性針および従来型針とを比較するための系統的レビューとメタ分析を行った。 ・この系統的レビューとメタ分析で、著者らは、創始から 2017 年 8…
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クモ膜下モルヒネ 150μg を伴う脊椎麻酔後の帝王切開分娩後の低酸素症の前向き研究

<ハイライト> ・本研究では、150μg のクモ膜下モルヒネ後の軽度の酸素飽和度低下が一般的であった。 ・酸素飽和度低下は、クモ膜下モルヒネ投与の 4~8 時間後に最も頻繁に発生した。 ・肥満とベルリンアンケート陽性は、軽度の酸素飽和度低下を予測した。 <要旨> ・遅延性呼吸抑制は、帝王切開分娩を受ける患者で、クモ膜下モルヒネ…
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脊椎麻酔は、筋肉非浸潤性膀胱癌の切除後の再発率が低いことと関連している

・研究の目的は、麻酔種類(全身vs.脊椎)が、膀胱腫瘍の経尿道的切除後の癌再発に影響するかどうかを判断することであった。 ・施設倫理委員会の承認を得て、2011 年から 2013 年までに、筋肉非浸潤性尿路上皮膀胱癌の経尿道膀胱腫瘍切除を受けた全患者の電子カルテを三次ケアセンター単施設で調べた。2016 年 12 月に全患者につい…
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重症子癇前症患者における帝王切開脊椎麻酔中のコロイド予防負荷と昇圧療法に対する母体心拍出量の反応

・著者らは、重度の早期発症の子癇前症のある 42 人の女性 の帝王切開中に、脊椎麻酔誘発性低血圧に対して投与されたコロイド前負荷、およびフェニレフリンとエフェドリンの循環動態効果を調べた。 ・脊椎麻酔性低血圧を有する 20 人の患者を無作為に割り当てて、50μg フェニレフリンか、または 7.5mg エフェドリンのいずれかの初回投…
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腰椎手術にとっての脊椎麻酔 vs 全身麻酔の有効性:544 例の後ろ向き分析

・これまでの研究では、腰椎手術で、脊椎麻酔と全身麻酔とを直接比較した場合、特定の転帰については様々な結果が示されている。いくつかの研究では、脊椎麻酔について、手術時間の短縮、術後痛の軽減、麻酔回復室(PACU)在室時間の短縮、尿貯留、術後悪心の発生率低下、費用対効果が良好絵であることが示されている。これらの結果にもかかわらず、現在の文献…
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脊椎麻酔下で行われた股関節形成術における術後尿貯留の発生率と危険因子

・本研究の目的は、脊椎麻酔下での全股関節形成術(THA)後の術後尿貯留(POUR)の危険因子を調査することであった。 ・脊椎麻酔下に術前導尿カテーテルを行わずに初回の THA を受けた連続患者を、前向きに収集したた施設患者データベースで同定した。全患者を、術後に、症状に基づいた尿貯留と病院技術者が行った膀胱超音波スキャンの使用をモ…
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脊椎麻酔管理時の術前不安レベルと血管迷走神経反射症状との関係

・肛門周囲と鼡径部の手術を受ける患者の脊椎麻酔管理中に観察された術前不安と血管迷走神経反射症状との関連性を調査することを目的とした。 ・本研究には、鼡径ヘルニア修復、肛門裂傷、痔核および毛巣嚢胞切除の待機手術を受ける患者が含まれた。本研究には、年齢 18~65 歳、ASA I-II の患者 210 人が含まれた。患者は、人口統計的…
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くも膜下ブロックの補助剤としてデクスメトミジンの静脈内投与:良好な周術期有効性の簡便な効果的方法

・デキスメデトミジン(D)はα2 作動薬であり、麻酔薬および鎮痛剤を節約する特性を有する。本研究の目的は、知覚と運動ブロックの持続時間、術後鎮痛、鎮静度、副作用に及ぼすデキスメデトミジン静脈内(IV)投与の効果を評価することであった。 ・60 例の患者を無作為に 30 例ずつ 2 群に分けた。D 群は、手術中にデキスメデトミジン注…
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帝王切開術に際しての身長と脊椎麻酔の広がり:前向きの対照試験

・脊椎麻酔の広がりに及ぼす患者の身長の影響についての決定的なエビデンスは存在しない。著者らの目的は、背の高い患者と低い患者のでクモ膜下ロピバカインの ED50 と ED95 の値を測定することであり、これにより、帝王切開を受ける背の低い患者の脊椎麻酔必要用量は、背の高い患者よりも少ないという仮説をを調査する。 ・本研究では、270…
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両側全膝関節形成術後の脊柱管 vs 全身麻酔に関連した術後成績

・両側全膝関節形成術(BTKA)後の術後転帰における一次麻酔薬としての脊柱管麻酔(NA)の、全身麻酔(GA)に対しての利益に関してのエビデンスは希薄である。著者らは、この手術集団における転帰の差を、全国データベースを用いて解明しようとした。 ・著者らは 2007 - 2013 年の米国外科学会手術の質改善プログラム(NSQIP)の…
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帝王切開脊椎麻酔穿刺失敗に及ぼする針径の影響:前向き無作為化実験研究

・脊椎麻酔は、待機的帝王切開に選択される麻酔法である。本研究の目的は、帝王切開脊椎麻酔中の 25、26、27 ゲージ(G)のペンシルポイント Whitacre タイプ(イントロデューサ付き)針の間での穿刺失敗率を比較することであった。 ・健康被験者での前向き無作為化実験的研究で、著者らは 330 人の成人を募り、連続した帝王切開予…
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